皆さん、インデックス投資してますか、ゆーです。
本日はレンディング、つまり貸出についてまとめています。
仮想通貨のレンディングってそもそもなんなの?っていう話をしていきたいと思います。
初めてこの単語聞くよーという方も、聞いたことはあるけどあんまり詳しく知らないという方もぜひ見てみてください。
Contents
レンディングの仕組み
まず、Lendingの仕組みですが、仮想通貨を貸したいという人と、借りたいという人をマッチングするための仕組みです。
少し分かりやすく銀行の仕組みを例に取って考えると、例えば銀行とAさんBさんがいたとします。
銀行はAさんから預かったお金をBさんに貸し付けます。
すると、Aさんは銀行から利息を受け取り、Bさんは銀行に金利を支払い、銀行は両者の金利の差額だけ利益を享受できます。
今回のレンディング(貸出)は上の例で言うと、Aさんになりませんか?というお話です。
その対象が日本円ではなく、仮想通貨に置き換わっただけと考えてもらえればと思います。
つまり、あなたはあなたが保有している仮想通貨を取引所を経由して他人に貸出をすることで、その貸出金利をもらえるということになります。
何もしないで金利がもらえるなんて、まさに不労所得ですので、最高だ!と思いますよね。
では、次にどの程度の金利がもらえるのかというデータを見ていきましょう。
貸出しても日本の金利のように1年間で0.01%なんていう金利だったら、貸出したくないですよね。
ご安心ください、なかなかの高金利で貸出をすることが可能です。
最高金利はなんと年利58.98%です!
説明のために、本日2018年3月24日のBitfinexのレンディングの利率一覧を掲載しました。
最高利率はEidooという通貨で58.98%です。
また、日本円でも19.97%となっており、非常に高い金利で仮想通貨を貸出することが可能です。
仮想通貨界の王様であるBitcoinも4.32%で貸出することができます。
この金利は日々そして時々刻々と変動しますので、この金利がずっと継続するわけではありません。
しかし、基本的には貸出時点の金利で契約をしますので、例えば58.98%の金利で貸出が30日で決定すれば、その期間は年利58.98で運用できます。
ただし、1点注意が必要なのはこの30日というのは最大貸出日数ですので、借り手が2日後に契約終了を宣言すればそこで契約は終わることになります。
そのため、金利が著しく下落した場合は借り手も基本的には一度契約を終了して再度借り直すので58.98%で1年間運用というのは現実的ではありません。
今までの経験ですと通貨にもよりますが、年平均で10%ももらえればいいのではないのかなという感覚です。
短期売買をしないインデックス投資家にとっては、またとないチャンスのように見えます。
インデックスで保有しているもの全部貸出してしまえー!となりそうですが、しっかりとリスクも見ていきましょう。
どんなリスクが存在するのか
大きくリスクは2つ存在していますので、順番に見ていきましょう。
取引所破綻リスク
レンディングをするためには仲介所となる取引所に仮想通貨を預けなければなりません。
そのため、取引所が破綻すると、その通貨は返ってこなくなる可能性が高いです。
売買や引き出しが即座にできないリスク
先程借り手はいつでも契約を終了できると書きましたが、貸し手は契約を途中で解除することはできません。
基本的には貸し出すときに最大何日まで貸出をするかというのを選ぶのですが、その期間が到来するまでは自分から終了することができません。
そのため、仮にその通貨がこれから暴落していくということが分かったとしてもその通貨を売ることができません。
ただただその通貨の暴落を眺めながら涙の日々を過ごすしかないということになります。
ただし、インデックス投資家の皆さんにとっては売買を頻繁に繰り返すわけでもないのでそこまで大きな問題にはならないと思っています。
あとは問題になるケースとしては売買はしないまでもその取引所が破綻するという噂が流れたときにすぐに対応できないという点があります。
例えばCoincheckの事件がありましたが、私は実際レンディングをEthereumでしていましたが、期日到来まで何もすることができませんでした。
ですので、預けたお金は期日になるまで売買もできないし、引き出しもできないという状況でした。
Ethereumの引き出しが開始になってからも数日間は期日到来を待つ必要があり、なかなか焦らされました。
結局レンディングってやって方がいいのか
私の個人的な意見としてはレンディングは利率を見てやるかどうか判断してくださいというものです。
上で述べたように最大のリスクは取引所の破綻リスクです。
例えば、取引所の破綻リスクが5%であるならば、5%の利率で貸し出す意味は全くないですよね。
ですので、皆さんが考えるその取引所の破綻リスクのパーセンテージに3-5%を足した値の利率であれば貸出を考えてもよいと思います。
私は目安として8-10%程度であれば、貸出をしてもよいと思っています。
また、貸出期間は取引所によりますが、最低で2日から最大で365日なんていうところも存在します。
大手取引所であれば2日後に倒産する確率は非常に低いと思いますので、私は5%程度でも貸出してよいと思っています。
ただし、貸出の金額は全仮想通貨のうち、自分がなくなってもよいと思える程度の金額にされることをオススメ致します。
仮に取引所の倒産リスクが1%であったとしても、それが発生したときに全資産を預けておいたら、ゼロになってしまうのでリスクが大きすぎます。
まとめ
本日は仮想通貨レンディングについて見てきました。
この記事を見て、レンディングやってやるぞー!という方もいるかと思います。
次回以降で具体的な実施手順も紹介していきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。
個人的にはレンディングは失ってもよいと思える金額でやり続ければ、コツコツ貯まっていくのでなかなかおもしろみがあります。
インデックス投資は買ったらほったらかしておかなければならないため、退屈になりがちです。
ですが、このように日々利息を受け取れるというのは小さな楽しみになりますし、結構嬉しいものです。
それではまた次回!
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