リスクとリターンという概念

皆さん、インデックス投資してますか、ゆーです。

本日はリスクとリターンという概念について、それぞれが何を意味しているかというところを説明したいと思います。

リスクもリターンも、言葉の意味は文脈によって変わったりして、投資をはじめたばかりの頃はふんわりとしか理解できないものです。
しかし、リスクとリターンは、投資をするためには絶対に理解が必要な概念です。

リスクもリターンも理解が深まっていない場合、単純にリスクは損をすることで、リターンは得をすることと解釈している場合です。
また、リスクがあるというと「危険」というう意味合いで使われることもあります。

ただし、これらの解釈は投資の世界では誤っていますので、一緒に見ていければと思います。

一般的にリスクってどういう意味?

まず投資におけるリスクの意味を考える前に一般的にリスクってどのような意味を持つのか見てみましょう。

ある行動に伴って(あるいは行動しないことによって)、危険に遭う可能性や損をする可能性を意味する概念

出典:Wikipedia

危険、危険度、結果を予測できない度合い、予想通りにいかない可能性
保険で損害を受ける可能性

出典:国語辞典

一般的な意味合いとしては危険な様子や損ををするということを指すようですね。
そのような背景もあって、冒頭に記載したようにリスク=危険、損といったイメージを持たれている方が多いと思います。

投資におけるリスクとは

それでは翻って、投資におけるリスクとは何かを考えていきたいと思います。

投資におけるリスクとは不確実性のことで、得することも損することもあり得るという、将来が不確定な状況を指す言葉です。
やや専門的になりますが、リスクは「標準偏差」という数学的な言葉で数字として表すことができます。

なので普段「危ない」という意味を持つこのリスクも、投資の世界では少し意味が異なってきます。

この標準偏差というのは、わかりやすく言えば「値動きの元」、「ブレ」とか「幅」とか「変動幅」のことです。
たとえば価格が一気に30%あがるような金融商品は、そのぶん逆に一気に30%さがる可能性があります。

一方、上がっても2%というものは、下がっても2%程度というわけです。

このように変動幅が小さいものを「リスクが低い」、逆に変動幅が大きいものを「リスクが高い」という言い方をするわけです。

「リスクが高い」と言えば「危険!」いう印象だけを抱きがちですが、そのぶん得られる利益も大きくなる、ということが言えてくるのです。
ですので投資において「どれくらいリスクをとるのか」という言葉は、「どれくらい変動幅をとるのか」という意味とイコールです。

一般に投資の世界におけるリスクは、結果が不確実であることを意味し、損失と利益の両方の可能性を含みます。また、その結果(損益)の変動幅が小さければ「リスクが低い」、一方で変動幅が大きければ「リスクが高い」と言います。通常、ローリスクでハイリータンの投資商品は存在せず、「絶対確実で凄く儲かる」といった投資話は大抵怪しいと考えた方がよいでしょう。

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投資におけるリターンとは

リターンというのは状況によってふたつの意味があります。
これから投資をするという状況では、未来のことなので結果は分からないけど、平均的にはどれくらい得するのかを表します。これは期待リターンと呼ばれる概念です。

また、投資した結果、得られた成果を事後的に評価するという状況では、リターンというのは実際にどれだけ得したかということを表します。実現リターンと呼ばれることが一般できです。

リスクとリターンを組み合わせる

今までの説明でリスクは上下への変動幅のことであり、標準偏差で数値的に表せることが分かりました。
また、リターンは2つの種類があり、期待リターンと実現リターンがあることが分かりました。

では、今度はリスクと期待リターンを組み合わせて将来予測をしてみましょう。

たとえば年率で期待リターン5%・リスク20%の外国株式なら、5%を中心として上下へ20%動きます。
すると-15%~+25%となり、この間に70%の確率で収まるということが確率的に分かっています。

もっと確実性を重視したい場合は、変動幅を倍にします。
たとえば上記のパターンなら、リスク20%の2倍で40%、-35%~+45%の変動幅に95%の確率でおきます。

リスクを3倍にすれば、それは99%の確率で起こると言われていますので、ほぼ確実にその中に収まります。

【変動幅について】
リスク1倍で算出 70%の確率で起きる変動幅がでる
リスク2倍で算出 95%の確率で起きる変動幅がでる
リスク3倍で算出 99%の確率で起きる変動幅がでる

まとめ

リスクとリターンという概念を理解すると、数学的に未来がどうなるのかをある程度予測することができます。
ただしこの考え方の難しいところは、数式的には未来を予測できたとしても、未来はそうはならないということです。

なぜならば、期待リターンやリスクは過去のデータを元に算出されます。
将来も似たような値動きや変動幅になる可能性は高いですが、誰もそれが何%というのは言うことができないのです。

また、この予測は短期であればある程外れますが、長期間になればなるほど精度があがっていきます。
ですので、短期投資にはあまり参考にならない可能性が高いですが、長期投資であれば未来を予測するのの一助となることと思います。

今回はリスクとリターンについて一般論をお伝えしましたが、ビットコインやイーサリアムの過去データから見るリスクとリターンについてもどこかで触れたいと思います。

それではまた次回!

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